その書画が自作であることを示すための大切なはんこです おもに石の印材が使われますが、もちろん木でも彫刻しています。 骨董の書や絵の真贋を判別するためにも重要な役割を果たし、油絵のサインに当たる印鑑です。テレビの「お宝鑑定団」で、先生方が掛け軸の落款が違うと言っているのを見かけると思います。
私も判子屋の一員として、あまりにひどい落款が押してある軸物や、押すはずのない位置にベタベタとはんこを押してある書画を大切そうに持ち込んでいる方を見るとちょっとお気の毒になります。
やはり良い物にはよい落款が使われていますので、骨董をご購入の際にはご注意下さいね。
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